2017年11月1日水曜日

はじめに

私は、もっと多くの人に公共交通を使ってほしいと考えています。その中でも、とりわけバスをもっと気軽に使ってほしいと思っています。

そのためには、公共交通(ここでは主にバス)を使うために必要な情報をわかりやすく伝える必要があると思っています。

2010年にアメリカへ行く機会がありました。せっかくなので現地の公共交通を使ってみたいと思い旅行前にインターネットで調べてみたところ、意外に簡単に路線図や時刻表を入手することができました。そして、それをもとに作ったプランを現地で実行することもできました。

日本では珍しい連接バスも走っていました
San Diego, CA / 2010.7.10

それまで、自動車大国であるアメリカでは自家用車が普及していて、公共交通は整備されていないのではないかと想像していました。しかし、場所にもよりますが都市部などではそれなりに充実していて、情報も外国人である私でも苦労なく入手できることに、一種のカルチャーショックのような印象を受けました。

都心部には路面電車も走っていました
San Diego, CA / 2010.7.10

また、アメリカはインターネットやスマートフォンなどの先進国でもあります。わかりやすい情報提供を行うひとつの方法として、こういったITの活用があると思っていますが、アメリカではどのようなITを使ったサービスが提供されているのかということにも興味がありました。

そして、日本を訪れる外国人は年々増加していますが、必ずしも外国人にわかりやすい情報提供がされているとも思えないこと感じることも散見され、自分が外国人の立場になって感じることが有効なヒントになるのではないかと思っていました。

これらをきっかけにして、2014年より毎年アメリカに行って実際にいろいろな体験や情報収集を行っています。

2014年の再訪で見かけたRapidと書かれた連接バス
San Diego, CA / 2014.6.12

このブログでは、そこで得られたことやインターネットなどで入手できた情報を紹介していこうと思います。

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